映画「(デモンズ2)」悪魔ゾンビのハチャメチャパニック!

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「デモンズ2」は、1986年に公開されたイタリアのホラー映画です。

閉鎖された映画館で悪魔が襲ってくる恐怖を描いた「デモンズ」の続編です。

「ゾンビ」等で有名なダリオ・アルジェントが共同脚本・プロデューサーを務めています。

この記事では、作品情報・見どころを語っていきます。


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目次

作品情報

予告動画

概要

とにかくハチャメチャな展開が繰り広げられ、人間たちがデモンズに襲われまくるというという作品です。

前作のコンセプトを引き継ぎながらも、高級マンションというよりスケールアップした舞台で、バラエティ豊かな戦いを繰り広げていきます。

悪魔的なゾンビであるデモンズの魅力も素晴らしく、「リング」の貞子に先駆けてテレビ画面から抜け出してくるというシーンもあります。

ゴア描写もSFXならではの生々しい迫力があり、楽しめる内容となっています。

スタッフ・キャスト

  • 監督:ランベルト・バーバ
  • 製作:ダリオ・アルジェント
  • 脚本:ダリオ・アルジェント、ランベルト・バーバ
  • 撮影:ロレンツォ・バッタリア
  • 特殊効果:セルジオ・スティバレッティ
  • キャスト:デビッド・ナイト(ジョージ)、ナンシー・ブリリ(ハンナ)、コラリーナ・カタルディ・タッソーニ(サリー)、アーシア・アルジェント(イングリット)、ボビー・ローデス(ハンク)

あらすじ

ローマのとある高級マンションに住むサリーは、16歳のバースデーパーティーにたくさんの友人を招いていました。

ところが、衣装が決まらないことや、嫌っているジェイコブの訪問を男友達が了承してしまったことから、サリーは不機嫌になり別室にこもってしまいます。

別室のテレビでは、若者たちがデモンズを復活させるという内容のホラー映画が放送されており、サリーも夢中で見入っていました。

すると突然、テレビの中にいるデモンズが振り向いてサリーを見つめ、画面からせり出してきます。

テレビの画面を抜け出して部屋の中に現れたデモンズは、サリーに襲いかかっていきました。

見どころ

前作よりもスケールアップした舞台

前作ではデモンズとの戦いの舞台は映画館でしたが、本作では高級マンションになっており、よりスケールアップしています。

マンションの部屋や、トレーニングジム、地下駐車場、らせん階段、エレベーター、屋上など、様々なシチュエーションがあり、銃や車、バーベルなど、様々な道具を武器にバラエティ豊かな戦い方を見せてくれます。

登場人物も増え、パーティ中の若者や筋トレマッチョ軍団、妊娠中の夫婦など、複数のグループで物語がスピーディーに展開していきます。

特に、マッチョたちとデモンズの戦いが壮絶で笑ってしまいます。

物語終盤まで誰が主人公か分からないようにしている演出も、スリリングで楽しめますね。

悪魔的ゾンビの魅力

デモンズに出てくるゾンビは、ジョージ・A・ロメロやルチオ・フルチのゾンビとも異なる、悪魔的なゾンビであり、独特な魅力があります。

デモンズがテレビの画面から抜け出してくるという発想が素晴らしく、「リング」の貞子への元ネタになっているようにも思われます。

デモンズの血に触ったりするとデモンズ化するのですが、その条件はわりと曖昧で、いきなりデモンズ化することもあり、とても緊張感があります。

SFXならではの生々しい迫力も素晴らしく、人間がデモンズに変貌していく過程で歯茎を剝き出しにして牙が生えてくる場面や、「エイリアン」のように犬の口からミニヘッドが出てくる場面など、グロテスクで見ごたえがあります。

まとめ

前作のコンセプトを引き継ぎながら、よりスケールアップした舞台でハチャメチャな戦いが繰り広げられていきます。

登場人物も多くなり、どんどん場面が転換していくアトラクションのような作品であり、前作に続いて見ごたえのある映画に仕上がっています。

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